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【プロ解説】自動車保険の保険料が上がる下がる原因と決定要素とは?

自動車保険の任意保険や車両保険の保険料は多くの要因によって決まっています。

自動車保険の保険料が上がる下がる原因と決定要素は、保険会社は年齢、性別、運転免許証の色(「ゴールド」「ブルー」「グリーン」)、運転歴、保証される運転者の範囲、年間走行距離、使用目的(「主に日常・レジャー」「主に通勤・通学」「主に業務」)、主な使用地・地域、車種・型式、安全装置の有無、車の所有台数などによって決定します。

自動車保険の保険料を決める要素や要因まとめ

保険会社は下記の12項目から保険料を決定しています。

下記の多くの要素から保険料が決定するので一人ひとり保険料が異なります。特に保険料に大きな影響を与えるのが等級と年齢です。全年齢補償と35歳以上補償は保険料が2倍近く変わってきますし、等級の割引率もかなり大きいものになっています。

自動車保険(任意保険)の保険料を決める要素や要因
  1. 年齢(「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「35歳以上補償」)
  2. 性別
  3. 運転免許証の色(「ゴールド」「ブルー」「グリーン」)
  4. 運転歴
  5. 等級(1等級~20等級)
  6. 特約の有無(「ファミリーバイク特約 」「対物全損時修理」「差額費用特約」)
  7. 保証される運転者の範囲
  8. 補償内容(「車両保険の有無」「身傷害補償保険の有無」)
  9. 年間走行距離(前年度走行距離「5,000km」「100,00km」「15,000km」)
  10. 使用目的(「主に日常・レジャー」「主に通勤・通学」「主に業務」)
  11. 主な使用地・地域
  12. 車種・型式(「車両料率クラス」)
  13. 安全装置の有無
  14. 車の所有台数

等級による保険料の割引率

自動車保険の任意保険は等級が1等級から20等級まであり、新規契約時は6等級からスタートになります。

1年間無事故で保険を使わないと1年で1等級ずつアップしていき、保険料が安くなっていきます。

以下の表が等級による保険料の割引率の一覧表です。

等級 無事故 事故有
1等級 +64%
2等級 +28%
3等級 +12%
4等級 △2%
5等級 △13%
6等級(F) △19%
7等級(F) △30% △20%
8等級 △40% △21%
9等級 △43% △22%
10等級 △45% △23%
11等級 △47% △25%
12等級 △48% △27%
13等級 △49% △29%
14等級 △50% △31%
15等級 △51% △33%
16等級 △52% △36%
17等級 △53% △38%
18等級 △54% △40%
19等級 △55% △42%
20等級 △63% △44%

※表は横スクロールできます

表の「+」は割増を「△」は割引を表しています。事故無等級よりも事故有等級のほうがどの等級でも割引率が大幅に低く設定されているのがわかると思います。

「事故有等級」となった場合は通常の等級よりも10%〜20%ほど保険料が高くなります

武中
事故有等級の詳細は以下のページで詳しくまとめましたので知識として知っておくと便利です。

【保存版】事故有等級制度と事故あり係数の適用期間と保険料への影響

前年走行距離

走行距離区分は「3,000km以下」「3,000km超5,000km以下」「5,000km超10,000km以下」「10,000km超15,000km以下」「15,000km超20,000km以下」「20,000km超」と決まっていて走行距離が少ないほど保険料は安くなります。

補償される運転者

運転者 運転者限定特約
限定なし 家族限定 夫婦限定 本人限定
主に運転される方 補償される 補償される 補償される 補償される
主に運転される方の配偶者 補償される 補償される 補償される 補償されない
主に運転される方またはその配偶者と
同居している親族
補償される 補償される 補償されない 補償されない
主に運転される方またはその配偶者と
別居している未婚の子
補償される 補償される 補償されない 補償されない
上記以外の親族、友人・知人など 補償される 補償されない 補償されない 補償されない

限定なしは誰でも運転でき事故の時も補償されるので保険料は安くなります。本人限定は補償される人が限られているので保険会社としてもリスクが少ないと判断し保険料が安くなります。

運転者年齢条件
年齢問わず補償 21歳以上補償 26歳以上補償 30歳以上補償
運転者の年齢を問わず補償 21歳以上の方が運転中の事故のみ補償 26歳以上の方が運転中の事故のみ補償 30歳以上の方が運転中の事故のみ補償

車種・型式(「車両料率クラス」)

自家用普通乗用車(普通車)・自家用小型乗用車には車両料率クラスというものが設定されていて車の型式によって保険料が異なります。

車両料率クラスは1年に1度見直され損害保険料率算出機構が型式ごとの事故実績から毎年算出して見直しをしています。

その型式の車が過去の同一条件の保険料支払いの実績から保険料支払いの実績が少ない車種ほど車両料率クラスの数字が小さくなるため保険料が安くなります。

また保険料支払いの実績が多い車種だと車両料率クラスの数字も大きくなるため保険料が高くなります。

武中
事故を起こしやすい車や事故を起こした時に修理代が高くなる車ほど保険料が高くなる仕組みになっています。

自動車保険は一括見積もりで比較すると保険料が安くなる

このように自動車保険の保険料は多くの要因によって決定します。保険料に大きな影響を与えるのが等級と年齢ですが、これは自分ではコントロールでない部分です。

しかし、自動車保険の保険料は保険会社によって大きく事になり、同じ条件や補償内容であっても大幅に保険料が異なります。保険料が異なっても受けられる補償内容は同じなので当然保険料が安い保険会社を選んだ方が得をします。

保険会社選びは自分で好きなようにコントロールができるので保険会社や代理店の担当者のいいなりにならずに自分で見積もりをしてみるべきです。

武中
もし保険に契約済みの場合は保険の加入者を減らしたくないので不都合になるようなことは聞かないと教えてくれません。

今は無料で自動車保険の保険料を一括見積もりできるサービスがあるのでこのサービスを使うことで20社以上の保険会社に一括見積もりができ、出てきた保険料を比較して納得のいく保険会社を選ぶことができます。

武中
もちろん見積もりだけして契約しないというものできるので賢い人は上手く活用して大幅に保険料を節約しています。

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武中
保険料の安い保険会社を探すには「実際に見積もってみる」しかありません。新規の場合も現在任意保険を契約中でも一括見積りの金額を比較して保険会社を選ぶことで無駄な保険料の支払いを節約して「確実に保険料を安く」できます。2022年今現在この方法以外に完全無料で保険料を効率的に下げる方法は存在しません。私達保険のプロも競合他社の保険料を調べるために毎日活用している唯一保険のプロとして自信をもって紹介できる方法です。

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